―藤原響…踊るなら、俺の手のひらで踊ってくれ―
趣味である「人間観察」をできる仕事・プロデューサーになるため、その足掛かりとして芸能界でマネージャーとして働き始めた俺。
ナンパでならした観察眼を使い、必ず芸能界をのぼりつめてやる!
そんな俺の目に留まったのはアイドルユニットを結成するためのオーディションを受けにきた、ダンス好きの少女・藤原 響(ふじわら ゆら)。
その活発で勝気なイメージと、小柄でも均整の取れた美しい身体から繰り出されるダンスは、俺も含め会場の全ての人を魅了した。
ククク、こいつは使える・・・プロデューサーになるためなら、俺は何だってするのさ。
※本作品は原作者の協力により制作しました。